山口県立岩国工業高等学校のホームページに、ようこそお越しくださいました。
本校は、昭和14年に創立されて以来、85年の歴史を刻んでいます。その間、科学技術立国を支える優秀な技術者・技能者を育成することを通して社会発展に寄与し続けており、これまでに輩出した1万7千人以上の卒業生は、山口県内に限らず、国内外のさまざまな場で活躍しています。
山口県が策定した本校のスクール・ミッションは「工業技術の進展への的確な対応をめざした実践的・体験的な教育活動や、地域の関係機関や地元企業等と連携・協働したものづくり、資格取得等に関する教育活動などを通して、高度な専門性や探究心、自ら気付き考え行動できる力をもち、産業の持続的な発展を担う人材を育成します。」です。これを踏まえ、本校では校訓である「責任・協調・創造」のもと、スクール・ポリシーを策定しました。グラデュエーション・ポリシー(育成をめざす資質・能力)として自ら気付き、考え、行動できる人、産業界・地域社会から必要とされる人材の育成に取り組みます。特に教育目標を「力と勢い、そして、探究心を育む岩工づくり」と定め、日々の教育活動に取り組んでいます。「力」は基礎的・基本的な知識と確かな技術力、「勢い」はものづくりや特別活動への意欲、将来設計能力と豊かな人間性、「探究心」は理想を実現するために努力し続ける態度を意味しており、これらを育むことをカリキュラム・ポリシー(教育課程の編成及び実施の方針)で示し、その実現をめざします。
アドミッション・ポリシーとして「ものづくり等、工業分野に興味関心があり、知識・技能や資格に魅力を感じ積極的に取り組める。将来、地域産業を支える人材として、地元企業等へ就職、4年制大学への進学を希望している。」といった生徒の入学を待っています。
在校生は、学習活動や部活動等に主体的に取り組んでおり、自ら設定した目標に向けて継続している努力が、さまざまな場面で大きく花開いています。
これからも、コミュニティ・スクールの仕組みを生かしながら、地域に密着した信頼される学校として、地域や社会の要望に応えることのできる工業教育、ひとづくり教育の推進に全力で取り組んでまいります。
引き続き、皆様方の御指導、御支援をお願い申し上げます。
令和6年4月